フリーランスのコーダーに必要なこと

コーダーとは、Webデザイナーが作成したWebサイトを構築する職種のことを指す。簡単に説明すれば、Internet ExplorerやSafari、Firefoxなどのさまざまなブラウザで、サイトを閲覧できるようにする仕事だ。コーダーになるためには、当然ながらHTMLやCSSなどを扱えたり、需要の高いJavaScriptをはじめとするプログラミング言語を習得していたりすることが大切となる。だが、フリーランスとして活動する場合は、企業勤めのコーダーよりも広い知識やあらゆる面での対応力が求められるだろう。基礎的な知識のほかにも、ブラウザの知識やアニメーションなどのコンテンツをサイト内に組み込む技術も必要だ。

フリーランスとしてコーダーになるうえで必要になってくるものは、技術面以外にも多岐にわたる。作業中に細かい所でバグを起こさないように、気を配り続けなければいけないので、注意力や集中力が欠かせない。また、Webサイト公開後の更新作業なども快適に行えるようにしなければならず、先を見通す能力も大切だろう。さらに、フリーランスが忘れやすい注意点としては、誰にでもわかりやすいコードを書く必要があることだ。コーダーが失念しやすいポイントだが、フリーランスが構築した後の作業を引き継ぐのは、クライアント元の社員だったり、ほかのフリーランスだったりする。そのような場合に困らないよう、誰が見てもわかりやすいコードを書く力が必要なのだ。